人種が違う人たちとは、極力付き合わない
人種が違う。
この言葉の意味と重さを知った。そんな1年だった。
昔、仕事関連で2~3年いた界隈があったけど、本当にいろんな人がいた。
オフ会にも何度か参加した。
だけど結論から言うと、どのオフ会も超気疲れした。
特に大規模オフ会はヤバかった。お酒の力で何とか乗り越えたけど、キツかったなあ。
私は自分が思ってる以上に、人付き合いが苦手だって思った。
だけどそれは半分当たってて、半分間違ってるのかもしれない。
というのも、それは人種の問題。
白人とか黄色人とかいう人種じゃなくて、わかりやすく言えば、陽キャと陰キャみたいなやつ。パリピと根暗みたいなやつ。
私は陰キャで根暗な人間。自分でもわかってる。だけど誰かと話すのが嫌いなわけじゃないし、一応明るくふるまうこともできる。だけど根は違うから、しばらく一緒にいるとすぐボロが出てバレてしまう。
こんな自分を変えたいと思っていた時もある。もっとSNSでキラキラしてて、みんなからチヤホヤされるようなパリピに私もなりたいと思った。
だけどなれなかったし、そもそも無理だった。
まず私は大勢の飲み会というのが嫌いだ。というか苦手。
飲み会は1:1がいいし、本当に仲良い人と数人が限界。それ以上は無理。
仲の良い人が混ざってるならいいけど、それでも気を使うよね。
あと、あまり人と必要以上に絡むのも苦手だ。
昔たくさん仲良くなろうとして踏み込んでしまって、失敗したことがある。
それ以来、そういうのはしなくなった。相手にも迷惑をかけるし。
だから辞めたんだよね。それから1人でいることが多くなった。
1人行動が多い。だけど寂しいと思ったことは実はない。
でも1人最高って思うこともそれほどない。気ラクではあるけど。
だからなんていうか、1人でも楽しいし、2人でも楽しい。
そんな感じなんだよね。
で本題に戻るけど、世の中にはいろんな人種が存在する。
私はヲタク気質のある人間だけど、それでも同じヲタクと話が合うかと言えば、そうでもない。友達を作りたくて界隈に入ったこともあるけど、なんか違った。うまくいかなかった。だからそれくらい人種って細かいし、複雑なんだよね。
というか、友達って作ろうと思って作れるものでもない。勝手にできてる。
気付いたら周りにいる。そんな気がするんだよね。
私の今いる数少ない友達もそうだった。気付いたら仲良くなってる。
だから私の場合は、作ろうと思っても無理。
あと、仕事関連の界隈は熱量の質が違う人たちが多すぎて、これもダメだった。
なんていうか、肌に合わなかった。まあ私がわがままなんだけど。
みんなすごくて立派なんだけど、私が目指してる世界とは違うところにいる人が多かった。それでもそういう人ばかりが目立ってて、それ自体は別にいいんだけど、なんていうか、居心地が悪かった。だから離れた。仲良かった人もいるけどね。
そこから学んだのは、人種の違う人たちとは仲良くなれないってこと。
もちろん対立するわけじゃないしいがみ合うわけでもないよ。
表向きはちゃんと仲良くできるし交流もできる。だけど深入りはできないってこと。
オフでサシで飲みに行くような関係にはなれない。
まあ別に私のいた界隈に限ったはなしじゃないけどね。でもこの業界の人とは仲良くなれないなって、なんとなく思った。だから離れた。
それ以来、私は友達にも自分の仕事のことはあまり詳しく言ってない。
バイト先には適当にライターって嘘ついてる。
これから会うようなお初の人には、コールセンターって答えることにしてる。
コールセンターなら会社の中まで入ってこれないし、大丈夫だと思ってる。
下手にお店とか言っちゃうと、来る可能性あるからね。
人種が違う。できれば私はキラキラした方の人種になりたかったけど。
無理なんだよね。こればっかりは。
SNSで裏垢つくってキラキラさせようとしたけど、ダメだった。無理だった。
結局たどりついたのは、そのままの自分でいいやってこと。
あれこれ面倒くさいことは考えない。カタにもはめない。
自然体そのままでいい。私は私。周りから見たら陰気だけど、それが私だから。
もういいの。これから変えられないし、無理。
1人でいることが多いけど、それもいいの。1人でも私は私だから。
どんな形でさえつながってくれる人を大事にして、自分の人生を生きていく。
今なら仕事を頑張る。お金を貯める。しっかり稼ぐ。それだけ。
一度にアレコレできないから、まずはできることをしっかり確実にやっていく。
やりたいことがあれば幸せだけど、今やってる仕事がある意味やりたいことでもあるから、私は幸せなんだよね。うん。幸せだ。私は今、幸せ。
今に感謝しないと、この先の幸せなんてない。
幸せなんてのは、結局今いる場所の延長線上の1点みたいなものだから。
それ以降もずっと続く保証なんて無いんだよね。
ずっと幸せでいられればそれば一番だけど、そんな保証はどこにもない。
だから幸せそのものにあまり固執せず、何事もない今日1日という日を穏やかに丁寧に過ごせることに感謝することが大事なようにも思う。だってそっちの方が圧倒的に多いんだし。たまにあるかないかの点みたいな幸せだけを喜ぶようなのは、ちょっと人生損してるかもしれない。
というたわごとでした。